秘儀解説録
「最近、なんだか運が悪い」。
小さなトラブルが続いたり、仕事が思うように進まなかったり、人間関係で嫌なことが重なったりすると、誰でも一度はそう感じるものだ。
一つひとつは偶然に見えても、短期間に何度も嫌なことが続くと
「もしかして運気が落ちているのでは?」
と考えてしまうこともあるだろう。
■原因は見えない処
スピリチュアルの世界では、こうした状態を
「運の流れが滞っている」と考えることがある。
何か悪いものが取り憑いている、という意味だけではない。
自分を取り巻く環境、人間関係、日々の感情などが複雑に絡み合い、良いものが入ってくる余白がなくなっている状態だ。
■落ち込む前に、行動を
不運が続くときは「もっと頑張らなければ」と自分を追い込むよりも、「ついていない」と更に落ち込むよりも、一度立ち止まって不要なものを手放すことが重要になる。
部屋を片付ける。嫌な人との距離を取る。
古い物を捨てる。
睡眠を取る。
そして、自分が本当に望んでいる未来を改めて思い描く。
■魔術においても同様の考え方
魔術においても、「何かを得ること」と同じくらい「不要なものを取り除くこと」は重要だとされている。
【幸運を呼び込む前に、幸運が入ってこられる場所を作る。】
それだけでも、人生の流れが変わるきっかけになるかもしれない。
そして、どうしても自分だけでは流れを変えられないと感じるとき、古くから用いられてきたのが魔術という方法だ。
「運が悪い」をただ我慢するのではなく、自分の人生の流れを変えていく。
それが魔術の面白さなのだ。
