魔力を弱めてしまう5つのNG習慣

秘儀解説録

アブラメリンの使者でも伝達している通り、魔導は術者と共鳴する事で真の力を発揮する。
つまり、普段の何気ない行動一つで魔力は高まることもあれば、本来の力を十分に発揮できなくなることもあるのだ。

今回は、多くの術者が無意識にやってしまいがちな「魔力が巡りにくくなる行動」を総括する。

——————
■ネガティブな思いを口にする
言葉は魔術の始まり。
古来より、呪文も祝詞も「言葉」によって力を持つ。
「どうせ無理。」「私なんて。」「叶うわけがない。」
ネガティブな言葉を何度も繰り返すと、自ら魔術を打ち消す言霊を唱えている状態となる。

「きっと大丈夫。」「面白くなってきた。」「必ず叶う。」
そんな一言が魔力を大きく後押しする。

魔具は術者の願いを叶えようと必死に働こうとする。
だからこそ、自分自身が願いを否定しない事が大切だ。

■部屋を散らかしたままにする
魔力は常に巡っている。空間を絶え間なく動いている。
水が淀めば濁るように、空間もまた停滞すると運気は滞る。

難しい浄化は必要無い。
机を拭く、ゴミを一つ捨てる、玄関を整える。
それだけでも魔力の巡りは大きく変わる。
魔具も効率よく力を発揮できる環境を好むのだ。

■願いを毎日変える
今日は復縁、明日はやっぱり違う人との復縁。その翌日は良縁・・・
願いが悪いわけでは無い。
しかし、毎日目標が変わると魔力も行き先を失ってしまう。

まず一番叶えたい願いを決める。そこへ意識を向け続ける事だ。
これだけでも魔力は驚くほど一点へ集中してゆく。

■不機嫌な時間が長すぎる
怒ることも悲しむことも人間には必要だ。
だが、その感情を何日も抱え続けると、魔力はそこへ留まり動きにくくなる。

少し散歩する。好きな音楽を聴く。美味しい物を食べる。
ほんの少し気分を変えるだけでも、停滞していた魔力は再び巡りを取り戻す。

幸福な波動は幸福を呼び込む。
同時に、術者と常に共鳴している事を忘れてはならない。

■魔具を信じる時間を持たない
毎日何時間も儀式をする必要は無い。
ほんの数秒でも構わない。
魔具を手に取り「ありがとう。」「今日もよろしく。」
そう心で伝えるだけでも十分だ。

魔導は術者との繋がりによって育ってゆく。
不可視であっても生きている故、信頼関係も産まれる。

毎日少しだけで良いから、意識を向ける。
それだけで魔具はより深く術者と共鳴し始める。

——————

魔術とは、特別な才能を持つ者だけのものでは無い。
毎日の小さな行動や意識が、魔力を育み、人生を望む未来へ導いていくものだ。

魔具はいつでも術者の味方。
だからこそ、ほんの少しだけ日々の過ごし方を意識してみてほしい。

その小さな変化が、やがて大きな奇跡となって貴方の人生を開花させるだろう。