【限定一点】黄金のソプデト

アイテム解説

金色の輝きに、古代エジプトで星の化身と呼ばれた豊穣の女神が宿る。乾いた大地に恵みをもたらす彼女は、王族たちから特別な崇拝を受けていた。この魔具に触れた瞬間、術者の周囲に繁りゆく運気が金粉の如く広がる。
この魔導は、努力を必要としない。彼女は豊穣の流れを無理に耕す者よりも、自然に身を委ねる者に味方し、気づけば金銭の巡りがよくなる。臨時収入や思わぬ手当、なぜか得をする出来事、誰かが奢ってくれる等々。そういった小さな金運の芽が絶え間なく生え、やがてザクザクと積み重なる収穫になるのだ。
これは、逃げられない豊穣である。砂漠の夜明けが必ず訪れるように、金が減る恐怖や焦りを消し、代わりに「また増えた」という実感が日常になる。女神の光は術者の心にも作用し、金に対する焦燥や渇きを浄化し、心の余白を生む。余白が生まれるからこそ、さらに金が入りやすくなるという循環が生まれるのだ。
「持っているだけで溜まる」という奇跡は、豊穣の化身に愛された者だけが体感できる特権。金色の輝きは、女神の祝福そのもの。もう努力はいらない。溜まるだけ。この魔具を手にした瞬間から、金運は流れ込むのではなく、溢れ出すのだ。