魔術アクセサリー詳細
-
「無価値」という概念を叩きつける、裁きの拳。
【数量限定】ベリアルの制裁
アイテム解説
この小さなクロスは、高位魔が眠る漆黒の棺。手に取った者に異様な沈黙と圧力を与える、それは中に眠る者の格が違うからだ。眠るのは、闇の王国の支配者にして「無価値」の権化。価値を剥ぎ取り、意味を灰に変える者。その名にすら価値はなく、ただ「恐怖と否定」という感情のみが彼の気配を証明する。
召喚の方法は極めて単純にして明確。この魔具を右手で強く強く握り、ターゲットに対する憎しみの念を彼に差し出せ。右手に宿るのは、彼の力そのもの。無価値の手。空虚の拳。全ての価値を否定し、対象を「ただの無機物」に貶める魔なる権限。
それは、恋敵の魅力を無にし、貴方の前で彼女が何を語っても取るに足らぬ女と見なされる力。それは、職場での権力者を意味のない肩書きの肉塊にし、その言葉も存在も場から消し去る力。それは、社会的地位や人気、承認欲求で膨れた傲慢な存在を、「誰も気にかけぬ」状態へと叩き落とす恐怖の一撃。
「呪い」などという曖昧な範疇で語るべきではない。これは純然たる「評価の剥奪」であり、「存在の価値を打ち消す反撃」である。貴方自身が憎む対象へ、罪の概念を与えよ。邪悪の象徴として染め上げよ。この魔具は一撃必殺の「否定」の黒き魔力。貴方が契約し、魂と肉体から憎しみを込めたその瞬間、世界は一人分、意味を失う。