【数量限定】ニーズヘッグの黙示綴

アイテム解説

世界樹の根を蝕む、災厄の龍にして、輪廻を告げる者。古の神々でさえ恐れた伝説の超魔力を、現代の魔術師が見事、掌中に収める事に成功した。術者の意図によって、龍が現世の願いを食らい、喰らい尽くした先に叶える、禁呪の器。
術者は、自らの望みに応じ、付属の「マギア・コード」を龍の部位に装着する事。その位置こそが、龍への命令書。それぞれの魔術指示について、詳細を記す。

【胴：恋愛・性愛】
マギア・コードを胴体に付けた時、龍は術者の恋愛のターゲットに意識をリンクさせる。その鋭い感覚器官で、ターゲットの鼓動や感情をスキャン。術者の思念を、相手の心臓に直接送り込むのだ。これにより、ターゲットは自覚無き執着と欲望に呑まれてく。胴は腹をも意味し、愛の結晶である、性愛・結婚・妊娠にも通ずる魔力範囲。術者の魅力やフェロモンが高まり、この者との子孫が欲しい、生涯護りたい、ターゲットは生物としての欲望を掻き立てられる。例えるならば、愛欲のドラゴンテールが、相手の魂に絡み付き、心も身体も拘束するイメージである。

【尾：金運・勝負運】
マギア・コードを尻尾に装着した場合、術者の背後と足元に潜む金のニオイを嗅ぎ分け、捕食するようになる。尻尾は流れを操る器官。金運とは本来、流れの中に宿るもの。この位置に装備する事で、臨時収入・玉の輿・ギャンブル運向上など、あらゆる金の気が術者の足元へと引き寄せられる。理屈を超えた経済的な奇跡が止まらない。また、尻尾は龍の逆鱗とも繋がる領域。触れた者にはその怒りが降り注ぎ、「奪われたモノ」を取り返す魔力も強い。元恋人、金、地位、本来術者のものであった全ては、尾を通じて戻って来るだろう。

【首：呪・制裁】
マギア・コードを首に取り付けた時、ニーズヘッグは本来の性を露わにする。つまり、破壊と報復の真の姿として降臨するのだ。首とは生命線であり、自我の中枢。この部位をドラゴンに委ねる事で、術者の怒り、憎しみ、悲しみといった感情を呪力へと昇華し、対象の息の根を止める勢いで精神的に締め上げていく。相手にとっての大切なモノ、人物、地位、信用、愛情、それらをじわじわと噛み砕き、崩壊させてゆく。術者が強く意図すれば、首を落とすレベルの断絶も可能。もう関わりたくない敵への制裁にも大いに活躍する、最凶の破壊だ。

恐れず、欲望の儘に飼い馴らせ。災厄を飼い慣らす、それはすなわち、現世の支配者と成る事。手懐けた者にとっては、願望を喰らい、叶えてくれる史上最強の使い魔となるだろう。まずはどんな願いを命じる？順序も規模も自由、何を喰わせ叶えるかは、術者次第。お前の欲望は今、牙を持つ。


※「マギア・コード」のカラーは古秘術により選定されます。お選びいただけませんのでご了承ください。
※銀、金古美の2色ございますが、カラーはお選びいただけませんのでご了承ください。