【限定一点】ラウェルナの呪闇

アイテム解説

破壊ではない。これは美しき世界の整理だ。暗黒の女神は、崩壊の美学を術者に教える。その力は「排除」。その排除を成し得る魔導が、どれほど強大で冷酷なモノか、察する者のみがこの魔導に触れる資格を持つ。
彼女は、光を嫌い、欲望と復讐を糧に生きる闇の女神。彼女の魔導は、純粋なる願望を抱く者にしか応えない。つまり「私は勝ちたい」「奪われたくない」「邪魔されたくない」そんな黒く、鋭く、切実な想いにだけ応じるのだ。嫉妬でも、憎悪でも構わない。寧ろそれこそが黒魔術の源と成る。
この黒き光を見た瞬間、術者の意識は女神と同調する。標的となった者は、表舞台から姿を消す。それは偶然の連鎖として現れるが、全てがこの黒き呪の導く結末である。ただ一つ、この魔導には注意すべき点が在る。それは術者自身が「光のフリ」をしていては、発動しないという事だ。善人の仮面をかぶった者には、暗黒の女神は一切応えない。己の欲を正直に見つめ、心の奥底で「排除」を願える者のみが、その恩恵を得られるのだ。
これは、貴方の世界を塗り替える為の黒魔術。誰にも邪魔されたくないなら、これを手にすればいい。勝ちたいのなら、まず敵を消す事だ。それが正しいかどうかなど、問題ではない。彼女の世界には、ただ勝者と敗者が存在するだけなのだから。