【限定一点】サキュバスの花園

アイテム解説

薔薇の花弁は、美しき夢魔が織りなす花園への招待状。その魔導は愛する者の魂を呼び込み、花々の中へと優しく捕らえる。術者が想い人を念じれば、その魂は薔薇の花に宿り、離れがたく絡みつく。
この魔具を抱きしめた時、貴方の心は相手の心と呼応し、一つの器に注がれた水のように溶け合ってゆく。共に眠りに落ちれば、薔薇の花園に導かれた二人は夢の中で出会い、互いの潜在意識に摺り込み続ける。やがて現実と夢の境は曖昧となり、相手は知らず知らずのうちに術者を求め続け、二度と切り離せぬ唯一無二の存在と成る。
彼女の魔導は淫美にして恐ろしくも甘美であり、その花園に捕らえられた魂は抗う事を許されない。愛はやがて狂気に近い執着へと昇華し、抱きしめるたび、眠るたび、相手の心は深く術者に染め上げられていく。
薔薇は愛の標にして呪縛の印。愛されぬ不安を抱く者、想いが届かぬと嘆く者にとって、この魔具は極愛への救済である。抱けば愛を引き寄せ、眠れば魂を縛り、起きている間も潜在意識の奥深くで愛は花開き続ける。美しき夢魔の花園は、ただ一人を選び、ただ一人を永遠に縛りつける。