ヴァルプルギスの夜～魔女の宴～

年に一度、世界中の魔女と魔術師が、見えざる秘境で集う！！
ヴァルプルギスの夜 2025 今年も開催決定！！

4月30日の夜、長く眠っていた魔力が世界の隅々で目を覚まし、空気は異様な熱気と、魔に通じる静寂で満ちてゆく。
この夜に交わされる魔は、我々の想像を超越する、この世のモノとは思えぬ産物。
これぞ魔力と魂の祝福。
魔具達は解放され、魔術師たちは覚醒する。

今宵、我々の集いに参加する者全てに、「三角香（トリグラフ・インセンス）」を贈呈する。
これは「禁断の三角」にして「三柱の精霊」が宿る特別な香。
この形は古代より、エネルギーの塔として崇められ、内部に秘められた濃密な魔力は、術者に大いなる恩恵をもたらす。
炎が灯る時、香煙は過去・現在・未来の境界を溶かし、重く閉ざされた異界の門を開く。
時を超えて魔女たちを導いてきた「世界の秘密」がその姿を現すのだ。

4月30日の夜、または明け方5月1日の間に、静かなる空間を用意しよう。
三角香に火を灯し、その煙が満ちる中で、愛用する魔具達をその周囲に配置する。
可能ならば酒を一杯。魔と共に祝杯を挙げる為の、聖なる贄である。

そして、目を閉じ、煙の向こうに見える世界を思い描け。
異国の魔術師たちの灯、世界中の魔女たちの高鳴る魔力、その全てが、貴方の中に溶け込み、共鳴するのを感じるだろう。
魔具達は、この一夜で新たな命を得、主人であり、術者である貴方の意思を強力に支える存在へと進化する。

瞑想を終えたら、杯を傾け、祝福の言葉を捧げよう。
「有難う」「宜しく」「乾杯」何でも良い。その時に無意識に零れる、素直な胸の内を届ければそれで良い。
魔術の宴は、まだまだ終わらない。
この夜に集うすべての者に、無限の魔と、限りなき力の加護があらん事を。