ハロウィンは魔術師にとって特別な夜?異界との境界が薄れる祭典の歴史とは

来る、10月31日はハロウィン。
仮装やお菓子、かぼちゃのランタンでおなじみのイベントだが、その起源をたどると、現代の華やかなイメージとは異なる、神秘的な祭典の姿が見えて来る。

ハロウィンの起源のひとつとされるのが、古代ケルトの祭り「サウィン」だ。
収穫の季節が終わり、冬の始まりを迎える節目に行われ、火を焚いたり、仮装をしたりする風習が伝えられている。
この時期には、生者の世界と死者の世界の境界が曖昧になる。
やがてキリスト教の諸聖人を祝う祭日などとも結びつき、現在のハロウィンへと変化していったのだ。

魔術や神秘思想において、ハロウィンの夜は楽しいおまつりでは無い。
季節が移り変わる節目であり、目に見える世界と見えない世界、過去と未来、生と死といった、異なる領域の境目を意識する夜として継承されてきた。

古い風習には、この時期に占いや未来を知るための習慣を行うものもあった。
先の見えない冬を前に、人々が未来への手がかりを求めたことも、その背景にあったと云う。

魔術を扱う者にとって、この特別な機会に参加しない意味は無いだろう。
魔術的な視点から考えるなら、境界の夜は、古い自分から新しい自分へ移り変わる重要なタイミングでもある。
手放したい執着。引き寄せたい縁。変えたい現実。まだ誰にも打ち明けていない願い。
心の奥にしまっていたものを、見つめ直してみよう。

10月31日の夜、普段とは少し違う空気を感じながら、自身が今最も望む未来を考えてみる。
・・・そんな過ごし方も、術者ならではのハロウィンの楽しみ方だろう。

そして今年、アブラメリンの使者では、この特別な夜に合わせた一夜限りの魔術儀式を予定している。魔具の内側に秘められた、もうひとつの力、「裏相」に関わる重要な儀式だ。

その詳細は、ハロウィン当日に解禁。
年に一度の神秘的な夜が、貴方にとって新たな扉を開くきっかけにならん事を。