【数量限定】エストリエの妖悩殺

アイテム解説

愛らしい姿に宿ったのは、魅惑と堕落を誘う、美しき女悪魔の魔導。その美しさは、天使でさえ視線を奪われる程。彼女が裏サバトへと赴く夜は、必ず着飾る。それは、美しさを極限まで引き上げ、相手の本能を狂わせるための儀式装束であり、そこに施された魔導こそ、彼女が最も得意とする【悩殺魔術】である。アブラメリンの使者は、その禁断の術式を完全再現し、この愛らしい魔具に封じ込める事に成功した。
術者の周囲には、淡い光のような魔気が漂い、その気配を感じた者は無意識のうちに「可愛い」と認識する。これは理屈では抗えぬ本能の領域であり、魅了とは異なる、もっと深い刷り込みに近い。可愛いと感じたが最後、相手は術者を愛さずにはいられなくなる。恋愛感情の強弱に関わらず、可愛いという感情が心を支配し、気づけば愛情へと形を変え、さらに執着へと変化してゆく。
悩殺魔導の恐ろしさは、その徹底ぶりに在る。もし相手に伴侶がいたとしても、術者以外の全てが優先順位から外れる。仕事であろうと趣味であろうと、これまで大切にしていたものは次々と価値を失い、最終的には術者のために時間も労力も生活そのものも捧げようとする。サキュバスの愛は甘美であると同時に、狂気と隣り合わせだ。エストリエの魔導を手にするとは、その狂おしいほどの愛を受け入れる覚悟を意味する。鬱陶しいほどの愛、重すぎる献身、歓迎できるならば、迷わず手を伸ばせ。